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農山村地域経済研究所 新庄支所から

豊かな自然と宝物がいっぱいの農山漁村が、全国各地にあります。この村々を将来の世代に残そうと、一年の半分以上を農村行脚しながら、村づくりをサポートする楠本雅弘という先生がいます。これは先生の応援ブログです。

はちべえの森 植林作業終る

6月18日(土)、快晴に恵まれ、新庄市飛田の上野のはちべえの森の植林作業が行われ、100本の杉苗と5本のブナの苗を植えました。植林は今年で3年目。これで完了です。

 参加者、7名。この日は暑かったのですが、林の中は木漏れ日の中、快適で、作業も順調に進みました。仕事が終わって、シャワーを浴びて、そのあとは「ご苦労振り」慰労会です。ビールが最高でした。途中、N倉さんより、サクランボの差し入れがありました。

 さて「はちべえの森」について

 これは、K司君所有の裏山で、山形県林業課の公募事業に応募した際に結成し、里山の有効活用を進めています。K司君を中心に山を整備し、オリエンテーリング歩道の整備や山小屋を設置し、地域の子供たちに活動を応援しながら、森に親しむ取り組みなどを行ってきました。

 彼の活動を開始するきっかけが、とっても素敵なので紹介します。

 「結成のきっかけとなったものは…齢86歳の長老が長きにわたり荒廃した山林に<杉を植えたい>と言い出した……?(これに彼は初め反対したが) 長老曰く<若き日に自分の今の家を建てる時に山から木を伐らせてもらった。その時の木を山から貰ったとは思っていない……木は山から借りたのだ……その借りた木を山に還して自分の人生を全うしたい、その後山の木は後世の人が使うかどうか、考えればいいことだ……>こうして団体の結成に至った」

 この長老の自然に対しての謙虚な姿勢、ここにはソロバンをはじいて、損か得かの経済的合理性はありません。自然は私たちの物ではなく、預かり物なのですね。(今で云うところの「社会的共通資本」)