農山村地域経済研究所 新庄支所から

豊かな自然と宝物がいっぱいの農山漁村が、全国各地にあります。この村々を将来の世代に残そうと、一年の半分以上を農村行脚しながら、村づくりをサポートする楠本雅弘という先生がいます。これは先生の応援ブログです。

鶴岡駅前「コフィア」:本物の職人の仕事に言葉なし!

 4月の17日(日)に、念願かなって、鶴岡駅前のコーヒー専門店「コフィア」に行って、コーヒーを飲んできました。

 マンデリン(560円)を頼みました。最近は飲んでいませんが、学生時代に色々な種類を飲んで、マンデリンを飲み続けていたからです。

 頼んでから、一言の会話もなく、出されたコーヒーを飲みました。あまりにも美味しく、今まで飲んだことのない美味しさでした。ただただ美味しく、2杯目のマンデリンを頼みました。どんな味なのかって?そんなの説明できません。

 小生、ほとんど毎日豆を挽いてコーヒーを飲んでいます。美味しいコーヒーを入れようと思いますが、コフィアで販売している豆やネルのドリップを買おうとは全く思いませんでした。2杯目を飲んで、会計をするときにマスターの門脇さんに言ったのが「こんなおいしいコーヒーがあるんですね」と「こんなコーヒーは絶対に(俺には)入れられない」です。本当に美味しいコーヒーを飲みたいのなら、自分で入れるのではなく、こう云うコーヒー専門店で飲むべきだと思ったからです。

 ちなみに門脇さん。コーヒー専門店の「御三家」(銀座「カフェ・ド・ランブル」、台東区泪橋の「カフェ・バッハ」、そして吉祥寺「もか」)の「もか」の標交紀さんのもとで11年修業した人。標さんに最も愛された人だそうです。平成14年に天皇・皇后両陛下が鶴岡に来た時に、コーヒーを出したのだそうです。

 こんなこと言わなくても、このコーヒーを飲んだら、1000円出しても惜しくない。「コーヒー1杯の幸せ」を味わえる店でした。

第1回 輝け!すぎのこ地域文化賞 ~日頃、目立たないところで地道に尽力される人に光を~

11月27日(土)、新庄市の”すぎのこハウス”で、第1回 輝け!すぎのこ地域文化賞の顕彰式が開催されました。今年は、すぎのこハウスが出来て20年の年に当ります。

厳しい生活環境の中で頑張っている障碍(がい)者、子ども達、高齢者の方々、日頃、目立たないところで、彼ら、彼女たちの健やかな成長を支え、県内の地域の振興・向上に地道に尽力されている方々を讃え、励まし、検証します

という趣旨のもと、4名の方が顕彰されました。

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 〇富樫孝さま「すぎのこハウスをあたたかく 見守ってくれているで賞

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  富樫さんは、すぎのこハウスの向かいに住んでおられ、当施設が設立された当初から、見守ってくださり、季節の野菜や果物などを差し入れてくださり、当施設の利用者にも気軽に声をかけてくださっています。すぎのこハウスは、富樫さんのような地域の人に支えられ、のびのびとそして居心地の良い場所になっています。

 〇清水勝男さま「バコンヒ(馬魂碑)を大切に、大切に守ってくれたで賞

  清水さんもご近所に住まわれ、すぎのこハウスの敷地内にある”馬魂碑”(最上家畜

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保健衛生所)を管理され、毎年の慰霊祭では、周りをきれいにしてくださり、当施設の利用者にも参列を促してくださり、地域の歴史を振り返りながら、すぎのこハウスを見守ってくださっています。

 〇阿部勝男さま(故人、金山町)「子どもを愛し、故郷を愛し、共に生きる幸せを教えてくれたで賞

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  阿部さんは、22年前、当時新庄・最上に障碍者の作業所がなかったころ、障碍を持つ人が地域の中で共に暮らすことができるよう、忘己利他の精神で奥様と共に、すぎのこハウス、金山ハウスの立ち上げに尽力されました。あなたのその精神を忘れません。

 〇小野香織さま(故人、泉田)「かおりちゃんは私たちの故個々の中に、生き続けているで賞

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  当施設の利用者だったかおちゃん(香織さん)は、いつも笑顔で元気に得意のピアノを弾き、楽しい歌を歌ってみんなを笑顔にしてくれ、元気をもらいました。いつも生きる勇気をくれてありがとう。いつまでもかおちゃんの笑顔が私たちの心の中に生き続けています。

 この「すぎのこ地域文化賞」は、高知県の元教育長、大崎博澄さんがご退職後に「たんぽぽ教育研究所」を立ち上げられ、同研究所を物心両面で支援し続けた、四国管財の社長とともに、創設した「たんぽぽ教育文化大賞」に倣って創設したものです。

 今回の賞状は、舟形町の薫風窯の金寛美さんが製作された”長沢和紙”です。受賞した4名のみなさんは、喜んでくださったでしょうか。そしてこの企画が、障碍者、子ども達、高齢者の方々への理解を深める一助になることを祈っています。

 第2回、輝け!すぎのこ地域文化賞のふさわしい方をご存じでしたら、どしどしお知らせください。

 

新聞の訃報欄から、日本の政治についての雑感 ~和田博雄と寺内金作~

 先日、朝日新聞山形版に戸沢村の寺内金兵エさんの訃報が載りました。小生、一度、寺内家を訪問したことがあり、そこで金作さん宛ての和田博雄の手紙を拝見する機会がありました。期日は明確ではありませんが、昭和25年2月末?内容は、金作さんに初孫が出来て、そのお祝いに色紙を送る旨の手紙です。その色紙には和田の有名な「満天の春星 吾に 放たれぬ」という俳句が記されていました。

 この初孫は、金兵エさんの息子の惠一氏。和田と金作さんの交流の詳細は不明です。しかし、かなり深い交流があったように想像します。

 和田は、戦前に企画院事件(1941.4.8):デッチ挙げられた治安維持法違反である企画院事件の主謀者として、部下の勝間田精一(後の社会党委員長)、稲葉秀三(後に国民経済研究協会設立、サンケイ新聞社社長)らとともに3年間投獄され、その間生死の境をもさまよった。釈放時(1943.4.1)に詠んだ句が「満点の……」です。

 戦後、和田は吉田内閣の農林大臣として、第2次農地改革を成功させます。さらに片山内閣(社会党)では、吉田の推薦で経済安定本部総務長官になります。1949年に社会党入党。そして1964年には社会党の副委員長に就任しています。

 ここで感じるのは、政治的な力学が働いていたとはいえ、戦後の混乱期を乗り切るためには、優秀な人材を登用しようとする吉田茂の幅の広さである。今では考えられないことですね。やはりこのころの政治家は党派を超えて、度量の大きい政治家が何人もいたということでしょうか。今の政治家は、「首切りばかり(阿部・菅政権の人事)で、自分で腹を切る」人間は殆んど見受けられません。自分の自慢ばかりで自分の失敗を認める政治家はいません。昔の政治家は人格者が多かった、とは小生の大学の恩師の話。

 今日は、衆議院の総選挙。疑惑を抱える多くの候補者が当選しています。こころから日本の将来について考えている哲学を持った人に国の政治を任せたいものです。

 教育基本法が改正されたとき(2006年11月)日本でただ一人、改正に反対した高知県の元教育長大崎博澄さんの言葉「ぼく達の世代はまだいい。次の世代、次の世紀に生きる子供たちの水や空気、エネルギーを先食いして成り立つ現在の繁栄の虚構に気付く機会を、ぼく達は自分の手でつかまなければならない。…(中略)…中山間地域の農業を生産性オンリーの視点でなく、人間回復の視点で見直すことが出来ないだろうか」を読み返すとき、今回がそのチャンスだったのだと思うのですが、いかがでしょうか?

 今の政治は、「今だけ、金だけ、自分だけ」ということが露骨に表れているように感じます。

新聞の訃報欄から、日本の政治についての雑感 ~和田博雄と寺内金作~

 先日、朝日新聞山形版に戸沢村の寺内金兵エさんの訃報が載りました。小生、一度、寺内家を訪問したことがあり、そこで金作さん宛ての和田博雄の手紙を拝見する機会がありました。期日は明確ではありませんが、昭和25年2月末?内容は、金作さんに初孫が出来て、そのお祝いに色紙を送る旨の手紙です。その色紙には和田の有名な「満天の春星 吾に 放たれぬ」という俳句が記されていました。

 この初孫は、金兵エさんの息子の惠一氏。和田と金作さんの交流の詳細は不明です。しかし、かなり深い交流があったように想像します。

 和田は、戦前に企画院事件(1941.4.8):デッチ挙げられた治安維持法違反である企画院事件の主謀者として、部下の勝間田精一(後の社会党委員長)、稲葉秀三(後に国民経済研究協会設立、サンケイ新聞社社長)らとともに3年間投獄され、その間生死の境をもさまよった。釈放時(1943.4.1)に詠んだ句が「満点の……」です。

 戦後、和田は吉田内閣の農林大臣として、第2次農地改革を成功させます。さらに片山内閣(社会党)では、吉田の推薦で経済安定本部総務長官になります。1949年に社会党入党。そして1964年には社会党の副委員長に就任しています。

 ここで感じるのは、政治的な力学が働いていたとはいえ、戦後の混乱期を乗り切るためには、優秀な人材を登用しようとする吉田茂の幅の広さである。今では考えられないことですね。やはりこのころの政治家は党派を超えて、度量の大きい政治家が何人もいたということでしょうか。今の政治家は、「首切りばかり(阿部・菅政権の人事)で、自分で腹を切る」人間は殆んど見受けられません。自分の自慢ばかりで自分の失敗を認める政治家はいません。昔の政治家は人格者が多かった、とは小生の大学の恩師の話。

 今日は、衆議院の総選挙。疑惑を抱える多くの候補者が当選しています。こころから日本の将来について考えている哲学を持った人に国の政治を任せたいものです。

 教育基本法が改正されたとき(2006年11月)日本でただ一人、改正に反対した高知県の元教育長大崎博澄さんの言葉「ぼく達の世代はまだいい。次の世代、次の世紀に生きる子供たちの水や空気、エネルギーを先食いして成り立つ現在の繁栄の虚構に気付く機会を、ぼく達は自分の手でつかまなければならない。…(中略)…中山間地域の農業を生産性オンリーの視点でなく、人間回復の視点で見直すことが出来ないだろうか」を読み返すとき、今回がそのチャンスだったのだと思うのですが、いかがでしょうか?

 今の政治は、「今だけ、金だけ、自分だけ」ということが露骨に表れているように感じます。

人の心に寄り添うセイジ?

 私は、ノンポリ(古い表現ですかね?)で、どの政党とも距離をおいています。また政治的な活動に対しても同じです。「じゃぁ、選挙の時にはどのような判断をするのだ?」と言われそうです。その人間が信じられるか?  信じられない人が当選しそうなときには、反対票=対立候補を投じてきました。

 信じられる人の基準。どのように言ったらよいのか、難しいですね。

 1,2週間ほど前の朝日新聞の書評の中の文章。現在でも死者を埋葬する時、100%火葬かと思いきや、99.7%くらいだそうです。つまり日本にはまだ土葬の風習が残っているのだそうです。著者が地元の人に「何故、土葬にするのか?」と聞いたら、地元の人が「だって、火葬にしたら、埋葬される人が熱いじゃないか」と言ったそうです。とってもいい言葉です!それを聞いて(?)、私はなるほど!と膝を打ちました。自分が死んだら、火葬は嫌だな!許してくれないかもしれなけど、遺言には「土葬希望!」と書いておこうと思いました。

 これを読んだとき、沖縄の辺野古に米軍の新基地建設を進めている政府が、本島南部の糸満市の土砂を埋め立て工事に使おうとしている、というのを思い出しました。糸満市沖縄戦(1945年6月)終焉の地で、今でも見つからない遺骨を探しているとのこと。見つからず、そこの石を3つ持ち帰り、遺骨の代わりにしたという人も。遺骨が見つかり、持ち帰った人でも、持ち帰ったのは人骨の一部。まだまだ沖縄戦で亡くなった人の人骨の多くが残っているのです。政府にはまず、沖縄戦で亡くなった全ての人の人骨を家族のもとに返してもらいたいです。また、戦争で亡くなった人の遺骨の混じった土砂を米軍基地の土台として使い、その基地から戦闘機や空母が”戦争”のために出撃していくのです。このことを決める政府の人たちは、もし自分の身内の人の遺骨が混じった土砂が米軍基地の土台に使われることを知ったら、どう感じるのでしょう……。

 安部前首相も菅首相も「沖縄の人の気持ちに寄り添って、米軍基地問題を解決していく」と何度も何度も繰り返し、述べていますので、このようなことが現実になるとは思いませんが……。

 人間を言います。人間は、自然に対すると同様に、死者の霊に対しても畏敬の念をもって生きていきます。

 

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 だいぶ昔の話ですが、自分の大学の博士課程に途中から入学してきた川平成雄さん(のちに沖縄大学)という沖縄出身の先輩がいました。彼から「ソテツ地獄」に関する論文の抜き刷りを2冊いただき、沖縄のことを若干教えていただいたことがあります。彼の鬼気迫るような研究に圧倒されるとともに、私たちが沖縄のことについていかに無知かということを思い知らされました。そこでみなさんに現代の沖縄を知る最適な本を紹介します。矢部宏治・須田慎太郎『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること』(書籍情報社、2011/6/15)

 

東日本大震災の振り返り    学びの確認と過ちを繰り返さないために Ⅱ

 【人間の復興(福田徳三)のために】

 昨日の続き。いくら法人に怒りをぶつけてみても思いは通じないのですね。やっぱり人に訴えたいです。古典派経済学の祖と言われるアダム・スミスは、『国富論』で有名です。「神の見えざる手」に基づく市場メカニズムにゆだねる自由放任主義を主張していますが、その前に大学の倫理学教授で『道徳情報論』という本を書いているそうです。その中で「経済活動には利己主義ではなく、他人のことを慮る利他主義が必要」だと、言っているそうです。また組織のリーダーやマネジメントに求められる最も重要な資質、価値観を「integrity:誠実・真摯・高潔」と言うそうです。なんかどこぞの国の一番偉い人が国会答弁で「○○を真摯に受け止め、誠実に対処してまいります」とよく聞く言葉ですね。

 これらの言葉より、子どもを産んだお母さんが涙目で「人の痛みのわかる人間になってほしい」と言っている言葉を大企業の経営者や為政者のみなさんに差し上げたい。

 

 私は震災後5年の2016年のブログに「東日本大震災と歴史からの学びを考える」と題して、「繰り返しの学びと語り継ぎ」の重要性を指摘した。しかし人の痛みなんて、同じ経験をしないとやっぱり「身につかない。自分モノにならない」のだと思う。件(くだん)のお偉いさんたちは頭がいいので、ニュースなどで情報を得ると直ぐに理解してしまう。だから彼らが「歴史的な大災害だ!」「みんなのきずなを強くして助けよう」などと下々の俺らに旗を振る。俺らは「その通りだ!」と現地にボランティアに行って被災した人の痛みをほんの少しだけ分けてもらっている

 ところで衆参合わせて710人の議員先生たち、被災地に足を運んだのは何人なのか?知りたいものです。仕事ではなく、個人的に何人の先生が足を運んだか?復興大臣になった先生は「被災者に寄り添い、全力を挙げて復興に取り組みます!」と誰もが被災者に心優しい言葉で誓います。大臣辞めた後も変わらず、被災地に足を運んでいるのでしょうか?東電の一番偉い人もどうなのでしょうか?マスコミの方教えてください。

 意地悪ですかね。ただ「心(気持ち)をモノ(行動)で表す」が不可欠では?

 自分が行ったボランティア先で出会った三上さん。自らも石巻で被災。家も流された。だのに金華山神社に住み込んで7年以上、決して不満を口に出さず、常に笑顔で無償のボランティアを続けていました。もうとうに80歳を超えております。彼の姿勢を見て、「誠実・真摯・高潔」という価値観を実感しました。

 いやいや、己はもっとひどいものです。ボランティアに行って汚れ切った己の心の汚れを少しだけ落としてもらっているのが実情です。                         あぁ、無情(情けない)!

東日本大震災の振り返り    学びの確認と過ちを繰り返さないために Ⅰ

【復興10年を検証せよ!!! 子連れ狼よ、出てこい!!!】

 先ほど、NHKスぺシャル「徹底検証・除染マネー」を見ました!ご覧になっていない方は是非ともだれか録画している人にお願いして観ることをお勧めします。見ての感想は、

 <他人の不幸を食い物にするモノたち(人ではなく!)は、醜い!!!>

 

 時間というものは本当に悍(おぞ)ましいほどの力を持っているものだと、つくづく思います。いくら酷(むご)い経験をしたとしても忘れ去ってしまうことです。正確には、その経験を忘れていなくとも、その時の心の痛み、その時抱いたマンタリテ(mentarite:心性。その時抱いた感じ方、気持ち、考え方。)を喪失しているということ。これが、人々が過ちを繰り返す根源にある、と思わざるを得ません。

 

 阪神淡路大震災の時、14.4兆円の復興資金が投入されました。では、この資金の何%が被災地に投入されたとみなさんは考えますか?「そんなのすべてが投入されたに決まっている」実は、

 

その実態は「……震災後2年間に集中した復興需要、14.4兆円(うち公共投資、3割)の90%が被災地外に流出。被災地外の企業が復興利得の大半を持ち去った……」(兵庫県の推計)

  復興10年委員会は、地元への発注率がより高ければ復興も早まっていたかもしれない「資金の被災地への循環も考慮に入れれば、地域の供給能力の向上が平時から政策的に意図される必要がある」と言ってます。(復興10年委員会「阪神大震災 復興10年総括検証・提言報告」)

 

なんと90%です!東日本大震災が起こった後から、気になっていたのですが、被災地の人に聞いても今回のTVも同様で、大手ゼネコンを中心とした東京に本社のある大企業が、復興利得の大半を持ち去っているようです。そうであっても今回の復興事業を被災したすべての県で検証すべきだと強く思います。(国交省により、有識者自治体の都市整備担当者などで組織する「東日本大震災による津波被害からの市街地復興事業検証委員会」(座長・岸井隆幸日本大学理工学部土木工学科特任教授)の初会合を2020/6/26日に東京都内で開催。)

 

  まさしくナオミ・クラインの言う「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」です。復興事業の利得の多くを持ち去った大企業には震災は最高の金づるとしか映らないのでしょうね。TVでは、目に見える箱モノなどの事業では、雇用者の数の水増し・宿泊費・食費などの単価を引き上げたりして復興費用を引き上げ、予算など気にせずにどんどん仕事をしていきます。一方で山奥の個人の家の除染は、除染を約束していながら経済的に見合わないからと、約束を反故にしていました。

 

 あまりにもキタネェー!子連れ狼中村錦之助なら「てめぇら人間じゃねぇー! ぶっ殺したる!」 人の心を持たない法人を成敗してほしい!

 本当に、この世の中に、「子連れ狼」が現れてほしい!       あぁ、非情!